キャンベラ奈良公園 Canberra Nara Park
奈良市とキャンベラ市の姉妹都市締結記念に造園された。日本文化センター建設計画があったが、灯籠が奈良から贈られたため、先に日本庭園を造ることになった。奈良市は灯籠、御影石を寄贈したのみでそれ以外はすべてキャンベラ市で行った。2006年に提携30周年記念として、ソメイヨシノを記念植樹している。カウラやトゥーンバ、ハワイの日本庭園を参考にし、日本大使館の庭師(Mr. MarkDenoven)に協力してもらい、設計・施工を行った。池や川を作り水を流す予定だったが、コスト高で断念した。庭園は①奈良風②キャンベラ風(BBQやピクニック可)の2部構成になっている。オーストラリアの風景を借景した。毎年10月にはキャンドルフェスティバルを行い、ロウソクの火を水の流れに見立て、子供には提灯を持たせて演出。特設ステージを設け、歌舞伎や日本音楽などを披露する。その他結婚式や記念写真に使われることが多い。