ローリストン城/日本庭園「エディンバラ京都友好庭園」 Japanese Garden at LauristonCastle
2002年7月28日、京都府とエディンバラ市の友好提携を記念して日本庭園はつくられた。この庭園は回遊式の日本庭園の形式を採りつつも、敷地に残された古い石柱を生かし、日本庭園の伝統とスコットランドの歴史の両方を融合したユニークなデザインが特徴となっており、日本とスコットランドの友好のシンボルとなることが期待される。16世紀に建造されたローリストン城は、市街地からやや離れているものの、30エーカーの森林や庭園に囲まれ、フォース湾の素晴らしい眺望が得られる。その敷地内に日本庭園はつくられた。庭園には、池と滝、石庭のほか、門や四阿(あずまや)が配され、シダレザクラやカエデ、ツツジなど英国で入手可能な日本由来の植物が植えられた。また、既存木を景観に生かすなど敷地の自然環境をうまく取り入れている。サクラを主体とする芝生地など、開放的な空間が多いのも特徴の一つである。
資料出典および備考
1)http://www.geocities.jp/park_openspace/ejg.html